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大串・氷川神社
 おおぐし    ひかわじんじゃ


 ご祭神
須佐之男命(すさのおのみこと)

 
 鎮座地 吉見町大串613
 参拝日  2013.11.06

<由緒>

武蔵七党の一つ横山党の大串氏は、八王子市に住する由木氏から分かれた一派で、
当地を本貫とし、前河内・江綱・久保田などを領したという。
中でも、大串次郎重親は、寿永三年(1184)の宇治川の先陣で平家と戦って
その名を馳せ、更に、文治五年(1189)の源頼朝の奥州征伐に従って戦功のあった
ことでよく知られており、その後も戦国時代まで、鎌倉管領方に属し、武功を立てている。
当地の開発は、その大串氏によって進められたものと考えられる。
当社は、社伝によれば大串重親が武蔵国一の宮氷川神社(現大宮氷川神社)を
勧請したものとされ、祭神は須佐之男命である。大串氏と氷川神社との関連は
明らかではないが、須佐之男命が農業の神であることや、その霊威によって
荒川の氾濫を鎮めてくれるという信仰がみられることから、開発が順調に進むことを
祈って氷川神社を祀ったものと思われる。



「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より












 
                            愛宕大権現


<参拝メモ>

川島町から、北隣の吉見町「道の駅いちごの里吉見」へ回ろうと
車を走らせていて、偶然見かけ参拝。
この近辺に多い氷川神社の一つだが、地域の人によって
大切に守られているらしい。きれいに清掃され、清々しい神社だった。

(駐車スペースあり)





   
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