吉見町本沢熊野神社>埼玉の神社>古社巡拝録

本沢・熊野神社
ほんざわ   まのじんしゃ
 
 ご祭神 
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・伊邪那美命(いざなみのみこと)


 鎮座地 埼玉県吉見町本沢486
 参拝日 2015.6.09

<由緒>

口碑によると、当社は元和元年(1615)に豊臣氏の家臣石川九郎左衛門が戦に敗れて
本沢の地に土着し、兜の鉢金の中の守り本尊を氏神として祀ったのが創始であるという。
棟札によれば、延宝七年(1679)に本殿を建立し、宝永元年(1704)に幣殿・拝殿を造営した。
『風土記稿』には、「熊野社 村の鎮守とす、別当を南光院と云、当山派修験、
一ツ木村竜海寺の配下、正当山と号し、本尊不動を安ず」とある。 
これに見える南光院は、かって当社の南側に隣接して屋敷を構えていた。
明治四年に村社となった。

(埼玉の神社 埼玉県神社庁)より


















御嶽                       天神


<参拝メモ>
当地にはお焚き上げと称する興味深い行事が伝わっている。
これは、七月一日の早朝、氏子銘々が当社に麦稈や薪を持ち寄り
境内に積み上げて炊き上げるもので、日本武尊が東夷征伐の途次に
この辺りで大雪に見舞われたため、村人が麦稈で火を焚いて
尊に暖を勧め労りねぎらったという伝説にちなんでいる。
古くは家々の門口でも麦藁を燃やしていたという。

(埼玉の神社 埼玉県神社庁)より

(駐車スペース有)



     
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