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高久・蕎高神社
たかひさ     そばたかじんじゃ


 ご祭神


 
 鎮座地 吉川市高久1−12
 参拝日  2013.10.03

<由緒>

当社は『風土記稿』に「蕎高明神社 村の鎮守なり、祭神は龍神、密蔵院持、
末社 八大龍王 稲荷 疱瘡神 庵 大日を安ず、密蔵院より庵主を置けり」とある。
この文中に見える祭神の龍神は、水神信仰による祭祀をうかがわせる。
また、密蔵院については末寺四か寺、門徒寺一二か寺を支配した
大寺であったことを載せている。二郷半領に鎮座する蕎高神社を同書に拾うと、
当社のほかに保村と高富村に各一社があり、いずれも密蔵院支配下の寺が
管理していることから、蕎高神社の勧請に密蔵院がかかわっていたことが推察できる。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より









子安稲荷    天神   山王

富士浅間大神 八大龍王 水神 庚申

平成7年(1995)建立 炎尾形狛犬




<参拝メモ>

先に参拝した高富の蕎高神社南400bほどのところに鎮座している。
蕎高神社という、同名の神社が至近のところに鎮座しているので、
珍しさに惹かれて参拝したのであるが、由緒を見ると、密蔵院という寺が
関わっていたということが判り、納得した。
龍神が祭神ということなので、近くを流れる中川の水難よけという意味で
創祀されたのであろう。


(駐車スペースあり)





   
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