鹿見塚・水神社>埼玉の神社>古社巡拝

鹿見塚・水神社
ししみづか    すいじんじゃ

ご神紋 左三つ巴
 ご祭神
水速能女命(みずはのめのみこと)


 
 鎮座地 吉川市鹿見塚85
 参拝日  2013.10.03


<由緒>

西を中川(古利根川)、東を江戸川に挟まれる吉川町(※現市)は
古い利根川の乱流による沖積地で、低地のため、集落の多くは
中川沿いの古い河道を示す自然堤防の上に帯状に連なっている。
この辺りは、江戸時代、二郷半領に属し、中川沿いの村々は開発が古いが、
江戸川沿いはそれより遅れたため、前者を本田方、後者を新田方と呼んでいた。
当社の鎮座する鹿見塚は、新田方に属している。
『明細帳』に「元和五年(1619)ノ創立ト云ヒ伝フ」とある。
また『風土記稿』によると、新田方では当社のほかにも幾つかの村に
水神社が祀られており、その創建の背景に水害に悩まされ続けた
地域の人々の切実な思いがあったことがうかがえる。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より











天神社
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大正7年(1918)建立 流れ尾形狛犬




内陣に奉斎されている水神像





<参拝メモ>

鹿見塚の地名は、狩りの際に物見に使用した塚に由来するという。
当地で古塚と呼んでいた塚も昭和30年頃耕地にされ、今では
正確な場所もわからなくなっているという。
県道377号線に南面して鎮座している。


(駐車スペースあり)





   
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