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上馬場・天神社
かみばんば   てんじんしゃ

ご神紋 梅鉢
 ご祭神
・藤原道真(ふじわらみちざね)

 
 鎮座地 八潮市中央4−9(上馬場字天神耕地)
 参拝日  2013.10.28

<由緒>

上馬場の開発は、岩付太田氏の家臣であった浜野昭家の先祖が行ったといわれ、
観音寺の寺伝には「浜野家の先祖の藤原清忠は、天文三年(1534)に
馬場開発の権利を得てこの地に移住し、やがて浜野と改姓した
その子大学は、父の霊を祀るために自分の屋敷内の鶏鳩塚と本家北側の
開基塚に分骨し、その塚の脇に一寺を建立した。
この寺は、十一面観世音菩薩を本尊とすることから観音寺と命名され、
元和七年(1621)に落慶した」との旨が見える。
(中略)
一方、当社は、浜野氏が岩槻からこの地に移住してきた際に守り神として
持ってきたものといわれている。
(中略)
「浜野大学が守本尊である天神社を邸内に祀っていたところ、一村の者が
よく崇敬するので、別に一社を建てて村の鎮守とした。このことは、
馬場の村名が天神社の本社のある京都の北野右近馬場に通じると、
村民を大いに喜ばせた」とのことであり、本殿には浜野家邸内の天神社に
納められているものと同じ像容の天満天神像が安置されている。



「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より







昭和53年再建の本堂



須賀社と稲荷社が相殿


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文久3年(1863) 癸亥(みずのとい)6月               當邨 紙屋 ○五郎




<参拝メモ>

八潮市を流れる二本の川、綾瀬川と中川の間に鎮座している。
周囲は市街地で、すぐ隣は旧別当の観音寺である。

(駐車スペースあり)





   
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