<由緒> 当社は西袋と柳之宮両集落の鎮守である。 『八潮市史』は、「西袋と柳之宮は、中世期は一村で近世初頭に村切りした所である。 江戸中ごろまでの古文書を見ると西袋は西袋新田と記されるので、 柳之宮から村切りした村落と思える」と記している。 『風土記稿』は西袋と柳之宮を二村とし、当社をそれぞれの鎮守として扱い、 西袋は「氷川社 鎮守なり、蓮華寺持なり」と載せ、柳之宮は「氷川社 鶴ヶ曽根村 宝勝寺の持なり」としている。(中略) 社殿の造営は両村の氏子が出合い造立したこと、社殿付近は柳之宮の別当 宝勝寺が管理し、大門付近は西袋の別当蓮華寺が管理に当たっていた。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
------------------------- 平成19年(2007)建立 狛犬 ------------------------- |
<参拝メモ> 草加市と八潮市の市境、綾瀬川沿いに鎮座している。 周囲には工場なども多く、一の鳥居からの参道は生活道路としても 利用されているらしく、大型車避けの高さ制限のガードが設置されていた。 (駐車スペースあり) |