牛天神・北野神社>>古社巡拝

牛天神・北野神社
うしてんじん    きたのじんじゃ

ご神紋 梅鉢
 ご祭神
・菅原道真公(すがわらみちざねこう)

 
 鎮座地 東京都文京区春日1-5-2
 参拝日  2014.2.09

<由緒>

当社は寿永三年(※1183)の春 右大将 源頼朝卿東国追討の時 
此処の入り江の松に船を繋ぎ和波を待つ 
その間 夢に管神牛に乗りて現はれ 頼朝卿に二つの幸のあらんことを告げ 
武運満足の後は必ずや社を報ゆべしと託し給ふ 
頼朝卿夢覚めて傍らを見れば 一つの岩石ありて
夢の中に管神の乗り給ひし 牛に似たり 依りて是を奇異とせしが 
果たして同年の秋頼家卿誕生あり
更に翌年には動かずして、平家を悉く退け国を鎮定せり
その報賽として此処に御神を勧請ありて御神領等を寄進す
因て御創立はこの年元歴元年(※1184)と云ふ

(神社説明板より)












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文化六年(1809)建立 流れ尾形狛犬


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撫で石(牛石)
頼朝の腰かけた石。
左側、口の辺りから撫でると願いが叶うという


末社 太田神社・高木神社




ご祭神
天鈿女命・猿田彦命・宇迦御魂命
<太田神社の御由緒>
昔々、小石川の三百坂の処に住んでいた清貧旗本の夢枕に
一人の老婆が立ち、「わしはこの家に住みついている貧乏神じゃが、
居心地が良く長い間世話になっておる。そこで、お礼をしたいので
わしの言うことを忘れずに行うのじゃ…」と告げた。
正直者の旗本はそのお告げを忘れず、実行した。
すると、たちまち運が向き、清貧旗本はお金持ちになる。
そのお告げとは─「毎月、1日と15日と25日に赤飯と油揚げを供え、
わしを祭れば福を授けよう…」
以来、この「福の神になった貧乏神」の話は江戸中に広まり、
今なお、お告げは守られ、多くの人々が参拝に訪れている。
もとは、貧乏神と言われた黒闇天女(くろやみてんにょ)(弁財天の姉)
をお祀りしていましたが、江戸時代にあったとされる出来事から、
人についている貧乏神を追い払い、
福の神を招き入れることができると庶民の信仰を集めるようになったそうです。
(神社HPより)






<参拝メモ>
赤坂サントリーホールの帰り、地下鉄を途中下車して参拝。
この神社には、別名「貧乏神神社」といわれる太田神社があり、
参拝すると、貧乏が転じて福が来るという。
一度参拝したいと思っていた。
前日降った雪が残っていないか心配されたが、きれいに除雪されていて
問題なかった。高い石段を登って参拝するのだが
途中、折から咲き初めた紅梅がきれいだった。









   
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