上阿久原・丹生神社 かみあぐはら たんしょうじんじゃ |
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ご祭神 | ・高竉神(たかおかみのかみ) ・水速女神(みずはのめのかみ) |
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鎮座地 | 児玉郡神川町上阿久原1-1 | ||
参拝日 | 2013.8.28 |
<由緒> 社伝によると、当社は永正年間(1504-20)以前に創立したといい、 上下阿久原の分村により、上阿久原の鎮守になったという。 古くは阿須和大明神・阿諏訪丹生大明神などと称され、社務を 隣地に住む松本家が務めていたと伝える。 祭神は高竉神・水速女神の二柱であり、共に水を司る神である。 阿久原は神流川に面して集落が発達した地域であるが、古くから 水を得るのに苦労し、昭和十年代まで干ばつ時には雨乞いが行われた。 上阿久原の鎮守丹生神社は、水を司る神様として、水神様とよばれる。 また、本殿前には「お犬様」と呼ばれる一尺ほどの木造の狼が 二対奉納されている。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
本殿前の木造の狼 |
<参拝メモ> 城峰神社から元来た道を下り、上阿久原の丹生神社へ。 この辺りは、今はすぐ後ろにダムが出来、水がすぐ近くまで来ているが かっては川は遥か下を流れ、水を得るのに苦労したらしい。 水を得たいという人々の切ない願いで創建された神社といえる。 本殿内に木造の狼像が奉納されているということだったが、 撮り忘れ、家でのトリミングで判明した。 (駐車スペースあり) |