久喜市菖蒲町新堀字宮地・久伊豆神社>埼玉の神社>古社巡拝

宮地・久伊豆神社
 くいずじんじゃ

ご神紋 左三つ巴
 ご祭神
・宇賀御魂命(うかのみたまのかみのみこと)

 
 鎮座地 久喜市菖蒲町新堀2346
 参拝日  2014.3.19

<由緒>

新堀は、見沼代用水の右岸に位置する農業地域で、比較的早い時期から
村内が上・下に分かれ、各々に村役人が置かれ、鎮守も別々に祀っていた。
『風土記稿』新堀村の項に「久伊豆社 ニ宇 共に村の鎮守にして、
一は南蔵院持、一は観音寺持」と記されているのは、そうした状況を
示すものである。
当社は、右記の二つの久伊豆神社のうち「南蔵院持」の社で、
上新堀の鎮守として祀られてきた。
久伊豆神社の祭神は、一般に大己貴命であるが、当社では宇賀御魂命が祭神である。
それは、、天明の飢饉の際、村民が京都に行き、村内繁盛・五穀豊穣・子孫長久を
願って、伏見稲荷から「正一位宇賀御魂久伊豆大明神」を勧請したことによるもので、
天明二年(1782)九月に白川従二位神祇官領太常伯資顕王が記した
添書が現存している。神仏分離の後、明治六年に村社となり、同二十九年に
本殿と拝殿を改築した。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より











拝殿内の随身と絵馬




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明治28年(1895)建立 江戸立尾形狛犬




<参拝メモ>

旧菖蒲町の北部に鎮座している。
周囲は広々とした田園地帯となっている。


(駐車スペースあり)





   
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