<由緒> 三箇村は三ケ村とも記し、地名の起こりは『風土記稿』によれば、 明応年間(1492−1501)に社・寺・大蔵の三か所を合わせて 一村にしたことによるという。 当社は元来富士浅間社と称し、三箇村の辻に鎮座した。 当社の創建は伝えられていない。 しかし、江戸後期に富士講の活動が盛んとなり県内に富士山に対する 信仰が広まったこと、別当寺の開山が元禄年間からあまりさかのぼらない 時期であること、また、村の鎮守は当山ではなく金山明神社であることなどから 考え合わせると、当社の創建は江戸中期以降であると推測される。 大正二年には金山明神社をはじめとして地内に祀られていた二五社を合祀して、 これを機に社名を三箇神社と改めた。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
弁財天 日枝神社 稲荷大明神 三峯神社(中央) 三峰大権現 秋葉 平成10年(1990)建立 新炎形狛犬 |
<参拝メモ> 石段を十段ほど登った小塚の上に鎮座しているので 最初、古墳の上に鎮座しているのかなと思ったが 由緒を調べてみると、浅間神社と呼ばれていることなどからどうやら 富士塚の上に祀られているらしい。 (駐車スペースあり) |