久喜市菖蒲町台・久伊豆神社>埼玉の神社>古社巡拝

台・久伊豆神社
だい  ひさいずじんじゃ


 ご祭神
・大己貴命(おおなむちのみこと)

 
 鎮座地 久喜市菖蒲町台855−1
 参拝日  2014.3.19

<由緒>

鎮座地の大字台は、星川の左岸に位置する農業地で『風土記稿』
台村の項によると、化政期(1804−30)には一八八戸の大きな村になっていた
ことがわかる。更に、当社について「久伊豆社 村の鎮守なり、久伊豆寺持」と
記していることから、江戸期は、当社に隣接していた久伊豆寺が別当として
社務にあたっていたことがわかる。
また、当社は、かって広い境内地を有していたことから、この土地を利用して、
地域のために三箇小学校を建設することになり、明治四十二年十一月十八日に
当時の境内地の中で南側の現在地に社殿を移転した。
しかし、社殿の東脇にあった銀杏だけは、神木であったことから伐られることなく残された。
なお、この移転に際して、この時期に進められた政府の合祀政策に従い、村社であった
当社に地内の字南の八坂社、字向野の熊野社、字九ヶ所(くかせ)の九ヶ所社及び
浅間社を合祀した。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より












弁財天 不動 出世石尊宮

神明神社 天満神社 九ヶ所神社 熊野神社              八坂神社          




<参拝メモ>

当社の社名については、「ひさいず」「くいず」の両方が伝えられ、
人によって呼称がまちまちであったが、近年は正式な場では「くいず」の
称が使われることが多いことから、中年層より若い人は「くいず」と呼ぶことが
多くなっている・・という。
なお、別当であった久伊豆寺は、神仏分離によって廃寺となったという。



(駐車スペースあり)





   
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