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小野照崎神社
 おのてるさきじんじゃ
 
神紋 左三つ巴
 ご祭神 
小野篁(おののたかむら)

菅原道真(すがわらのみちざね)

学問

芸能上達
 鎮座地 東京都台東区下谷2-13-14
 参拝日 2012.8.06

平安時代の歌人であり、学者であった小野を主祭神、相殿に菅原道真を祀っている 
小野篁が任地の上野から京都へ帰る途中、この地の風光を大変愛でたところから
後に彼の人柄を慕った村民たちが一社を設け、地名をとって小野照崎神社と名づけた。
その当時の小野照崎神社は今の上野寛永寺付近だったが
幕府の命により現在の地に移された。 
境内に築かれた富士塚は、溶岩を富士山から運んできたもので
当時の江戸町民たちの信仰の篤さを物語っている。 










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拝殿脇の狛犬

富士塚
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使いの猿 左右の眼と口が欠け痛々しい

織姫神社と                     稲荷神社
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しなやかなボディーラインの狐像
左の狐の顎が欠けていた




庚申塚

一対あったが片方は首から上がかけていた

三峰神社前の狼
片方は首から上が欠けていた

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鳥居前の狛犬


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事務所(?)上の狛犬




JR鶯谷駅から東、徒歩10分くらいのところに鎮座している。 
映画俳優の渥美清が売れない頃、この神社にお参りし、禁煙と引き換えに
役者として売れるよう祈ったところ 、映画「男はつらいよ」の話が舞い込んできたという。
今でも 芸能関係の参拝者が多いそうだ。
 映画の中で、主人公の寅さんがいつも首から提げているお守りは
 この神社のものだったとか・・。(真偽は不明)
 狛犬は素晴らしかったが、摂社の神使いの狐、猿、狼の石像の痛みが
 かなり進んでいるのが気になった。
 特に猿と狼の首が片方とも欠けているのは痛々しかった。
 都会の街中の神社で、心無い悪戯もあるのかもしれない。





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