<由緒> 当社南方一㌖ほどにある地を小名神出と呼んでいる。 ここは古くからマンガン・黄鉄鉱などを産出する所である。 当社の創祀伝説は、この鉱脈とかかわりが深い。 村内の谷津(現在の宇神山)で夜毎光るものがあり、村人は恐れおののき、 近づく者もいなかった。ある時、当地を通りかかった一人の落ち武者が その話を耳にし、光の発する場所を掘り起こしてみると、十一面観音が現れた。 ときあたかも上空を二羽の白鳥が舞い、掘り終わると同時に白鳥は 向かい側の山の中腹に舞い下りた。武士と村人らはこの白鳥を神の使いと崇め、 白鳥のとまった場所に十一面観音像を安置した。 以来、白鳥大明神として祀られるようになった。 その創祀は暦応三年(41340)とも明徳年間(1390-94)とも伝えられている。 十一面観音像 「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より |
本殿 三峰・稲荷・淡島・琴平・天神・三光社 ------------------------- 昭和17年(1942)建立 炎尾形狛犬 ------------------------- |