当社は城山の西麓に西向きに鎮座し、創建は元慶年中註 (註877年から885年までの期間)と伝えられる。 武蔵七党のうち、丹党岩田氏は古くから当地の 経営に当たり、鎮守として菅原道真公・日本武尊・埴土姫命の 三柱の神を勧請し、白鳥天神と号したのが 当社の始まりであるという。 天文一五年以降、北条氏の勢力が関東へも延びたことから 城山山頂の城も上州武田氏への備えとして、より強固に修築された。 北条氏邦は当社への崇敬が厚く、この城を天神山城と称して 武運長久を祈ったと伝えられる。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
稲荷社 |