茂田井・熊野神社>埼玉の神社>古社巡拝

茂田井・熊野神社
もたい    くまのじんじゃ


 ご祭神
櫛御気野命(くしみけぬのみこと)

 
 鎮座地 三郷市茂田井615)
 参拝日  2013.10.28

<由緒>

当社の創建は、新田の開発もかなり進展した万治年間(1592−96)に行われている。
『風土記稿』には「熊野社 小名中組の鎮守にして、第六天稲荷の二座を相殿とす」
光明院持(中略)傍らに庵あり、弥陀を安ず」とあるが、現在では相殿についての
伝えはなく、また、藤右衛門の開基とされる光明院も既に廃寺となり、本地仏を
安置してしていた庵も不明となっている。
往時を知る資料としては、「熊野三社大権現守護神 明和六己歳(1769)六月吉日と
書かれた箱に納まる名号軸がある。
これには中心となる「南無阿弥陀仏」の名号と上段の「熊野大権現」が
烏点宝珠で書かれている。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より




















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昭和6年(1931)建立 狛犬





<参拝メモ>

安産と子供の百日咳を治すご利益があるとされる当社は、太平洋前まで、
神社から受けた麻の輪を子供の首にかけることや境内の井戸の水を霊泉と称して
受けることなどが行われ、東京方面からの参詣者もあったという。
現在でもこの神徳を伝え聞いて参詣する人は多いという。
昭和6年建立の金目の狛犬は、樹脂でコーティーングされているらしかった。


(駐車スペースあり)





   
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