速玉大社から新宮方面へ少し戻ったところに
神倉神社があることはあまり知られていない。
急な石段を登らなければ参拝することが出来ない。
今までに体験したことのない,
目もくらむような険しさに躊躇していると
下山してきた一人の男性が近づいてきて
「今日は雨が降って滑りやすい。悪いことは言わないから止めたほうがいい」
と何度も繰り返して言う。
どうしようか迷ったが、ここまで来て引き返すのも心残りである。
「自己責任で上りますから」と男性に言い、上がることにした。
さっきの男性はそれでもなかなかそばを離れず
我々が石段の登り始めるまで下から眺めていた。
「おじさん忠告ありがとう。無視してごめんね」
心の中で詫びた。

>     >>  ↑↓　鳥居をくぐるといきなり急な石段が続く。   見上げるような急勾配の石段    　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像クリックで拡大  神倉神社ご神体のごとびき岩と朱塗りの社殿  >> 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像クリックで拡大  眼下には新宮の町が・・  >>  満山社  >>  帰りは女坂を下るが　それでもまるで獣道のように危うい  >>  途中からは又石段を下る　見下ろすと目が回りそうだ    火神社と中ノ地蔵堂    無事に下りられて下の三宝荒神社へ感謝  > 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像クリックで拡大  新宮の町から見る神倉神社　すぐそこに見えるのだが・・     熊野本宮大社へ  神倉神社