九万八千神社>埼玉の神社>古社巡拝

九万八千神社
くまはっせんじんじゃ

 
 ご祭神
八千矛命(やちほこのみこと)

 
 鎮座地 日高市高麗本郷252
 参拝日  2013.5.08


『風土記稿』に「梅原村の里正三郎兵衛が持なり、此正三郎兵衛は
もと当村の民なりしが、高麗町を移せし時彼村に移住すと云」とあり、
更に、『明細帳』に「創立詳ナラズ正中二年建立ノ棟札アリシ由
口碑二伝フト雖モ棟札今存セズ。貞亨二乙丑
堀口西源同息三郎兵二氏子一同シテ再建後宝永六巳丑年二月廿六日
水災アリ同七寅年三月氏子中ニテ再建」とあり、察するに三郎兵衛と
関係の深い神社と思われるが、同人については不明である。
また、宝永六年の水災については、鎮座地が山麓の高地であることから
古くは高麗川辺に鎮座していたものと考えられる。
(中略)
社名九万八千は珍しい名前であるが、一説に九万(高麗)と
八千(新羅)に由来するものという。
この高麗地域は上古渡来人の住居した場所であることから
興味深い説ではある。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁」より















稲荷社




<参拝メモ>
珍しい名前に惹かれて参拝。
予めの情報では、山の中の神社かなと思っていたが
住宅も散在し、開けた場所だった。
ただ、神社へのアプローチには少しばかり苦労した。
小高い丘の上に、それらしき社が見えているのだが
参道が見つからない。辺りをぐるっと回って
やっと民家の庭先に、細い芝道を見つけた。
小さいが見晴らしのよい清々とした神社だった。

(駐車 路駐短時間)





   
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