熊谷市八ツ口・日枝神社>埼玉の神社>古社巡拝

     八ツ口・日枝神社(さんのうさま)
やつくち   ひえじんじゃ        


 ご祭神


 
 鎮座地 熊谷市八ツ口922
 参拝日  2014.9.18

<由緒>

『風土記稿』は、当社を「山王社 村の鎮守にて、稲荷を合殿とす長昌寺」と載せる。
また、長昌寺は、天文元年(1532)に成田氏に従い武川の合戦にで討死にした
山田弥次郎の菩提追福のために、その父山田伊平が、弥次郎の領地であったこの地に
草創した寺院である。当社の創建背景には、長昌寺の僧とのかかわりが考えられるが、
明らかにできない。内陣には『大里郡誌』にある「御鎮祭当時の御物と伝える
天狗と狐の仮面」のほかに、三体の神使石像(猿)を安置しているが、これは
当社の安産信仰にかかわる奉納品であろう。
当社の信仰について『大里郡誌』は「古来安産の守護神として礼拝者多く其他凡て
婦女子の疾患に特殊の霊験ありて奉賽の為旗幟の奉献頗る多し」と記している。
今も氏子の間では「当社は女の神様で、お産を軽くしてくれる有り難い御利益がる」と
語られている。


神使石像(猿)

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より









八坂神社

奉安されている神輿







<参拝メモ>

旧妻沼町東部の八ツ口地区に鎮座している。
すぐ先は利根川である。



(駐車スペース有)





   
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