<由緒> 創建は、氏子の秋庭家の先祖、秋庭大膳亮宗光が上伊草村の香取神社を 当地に勧請したことによると伝える。 秋庭家所蔵の「秋庭家系図」によると、同家初代は備中国高松城主秋庭直政で、 その四男、弥惣右衛門政国が下総国葛飾郡大山村を開き、 更に政国の次男が大膳亮宗光で慶長八年(1603)五月に当地に移り、 下川通及び大膳新田などを開いて名主になったと伝える。 以上のことから、当社が創建された時期は、慶長年間のことであろう。 社名については、従来、香取神社と称していたが、大正三年五月二日、 大字小右衛門下組で祀る八幡神社・香取神社を合祀し、川通神社に改称した。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |