<由緒> 口碑によると、昔利根川の北岸に集落が形成されていたが、 度重なる水害により人々は堤から離れて上の方へ移り、 字樽場の辺りに多く住むようになったという。往時の水害の様子を 物語るものとして、地内にはお谷ガ池”や”お花ガ池”が今に残る。 当社も浸水から逃れるために盛り土の上に祀られている。 その創立は社伝によると元和年間とされる。 正徳四年神祇管領吉田兼敬より正一位の神位を受けた。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
子安神社 稲荷神社 琴平神社 雷電神社 熊野神社 ------------------------- ------------------------- 大正14年(1926)建立 流れ尾形狛犬 |
<参拝メモ> 大利根町の神社は、盛り土をして一段と高い所に建立されているものが多い。 特に、この神社は盛り土が高く、小山のようになったところに鎮座している。 平時の時には分からないが、こういった神社の形態を見ていると、 水害に悩まされた、昔の人々の苦労が偲ばれるのである。 (駐車スペースあり) |