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瘤神社
こぶじんじゃ

 ご祭神


 
 鎮座地 埼玉県加須市南大桑
 参拝日  2014.10.15

<瘤大神由来>

ここは往時利根川堤防のありし処なり。
浅間下・下八幡下・千本下の地名も残り、常時樹木茂り、
昼なお暗きほどなりしとか。この木はその中の一本なり。
江戸時代末安政の頃、定泰寺の住持にて大阿闍梨純栄法印
通称豆木法印といい、鳥の鳴き声も人語として聞き分ける名僧あり。
これはめずらしき瘤の木なり、我祈りて後世の為に人々を救わんと。
三七二十一日の水垢離をなし、一心に祈願して神となす。
この神を祈らば如何なる病も瘤として妙なるべしという。
爾来、近隣の人々の信仰を集め、参詣する者絶ゆることなし。
ここにその功徳を称え、瘤大神の由来を長く後世に残すものなり。

昭和五十五年七月吉日。
西岡講中


神社脇「瘤大神由来」説明石碑より。







樹齢数百年といわれる、御神木のソロの木





瘤大神由来説明碑



<参拝メモ>

南大桑地内の雷電神社参拝後に、 瘤神社という名に魅かれて
細い道を辿り参拝。
神社とは言っても社は無く、鳥居と樹齢数百年という古木があるのみ。
神社と名称するには?だが、地図にも瘤神社と載っているので
敢えて瘤神社とした。
今なお、信仰し、支守する人々が居るのであろう。
信仰の原点を見るようで、心温まった。

(駐車スペース有)





   
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