川口市安行原・九重神社>埼玉の神社>古社巡拝録

  九重神社(ひかわさま)
ここのえじんじゃ
 
ご神紋 九曜星
 ご祭神 
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
・他16柱合祀

 鎮座地 埼玉県川口市安行原2042
 参拝日 2015.1.31

<由緒>

『風土記稿』原村の項に 「氷川社 本地十一面観音を安す、村の鎮守にして
別に供免を附す」とあるように、当社は元来は氷川社といい、享保年間(1716−36)
境内の西に隣接する真言宗の密蔵院の中興第16世法印栄尊が
武蔵一宮氷川神社を勧請したことに始まると伝える。
明治に入ると神仏分離によって別当を離れ、原村の村社になったが、
政府の合祀政策に従い、領家の神明社・慈林の氷川稲荷合社・藤八の菅原社・
吉蔵の八幡社・北谷の稲荷社・花栗の稲荷社・苗塚の稲荷社・小山の氷川社という
近隣の村社八社をはじめとした計三二社が当社に合祀された。
そのため、当社は、村社が九社重なった神社ということから九重神社と改称した。


(埼玉の神社 埼玉県神社庁より)


















御嶽山



ご神木 スダジイ(川口市指定保存木)
二本あり、樹齢500年以上といわれる

社務所で頒布している
干支の羊の張子


<参拝メモ>

大宮台地の先端部に位置し、久保山と呼ばれる丘に鎮座している。
その昔、平将門が砦を築いたという言い伝えがあるように
周囲が良く見渡せ、境内の御嶽山に登れば筑波山や日光連山を
一望することができる。
かっての別当であった密蔵院は、境内も広く、立派な寺院である。
ここでは、春になると「安行桜」と呼ばれる桜が咲く。
安行は、日本有数の植木の産地で、
周辺には植木屋も多い。

密蔵院参道の桜
平成10年春


(駐車 密蔵院の駐車場)



     
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