川口市赤山・日枝神社>埼玉の神社>古社巡拝録

赤山・日枝神社
あかやま    ひえじんじゃ
 
 ご祭神 
大山咋神(おおやまくいのかみ)

 鎮座地 埼玉県川口市赤山218
 参拝日 2015.7.31













八幡宮 地蔵尊

青面金剛 他

赤山城址公園碑




<参拝メモ>

我が家は赤山街道と呼ばれる旧道沿いにあり、
小中学校はこの道を通って通学した。
今でも日常の生活道である。
この道が川口市赤山という所からから通じる道であることは
知ってはいたが、それ以外についての知識は皆無だった。
今回地図を見ていて、川口市赤山の地に日枝神社を見つけ、早速訪れた。
郡代としてこの地を管轄した伊奈氏が、関八州経営のため
諸方に開いた道が赤山街道と呼ばれ、我が家の前を通る道も
その一部であるということが分かった。
伊奈氏は12代、160年にわたってこの地を領したというが、
後に家内の騒動により改易され、赤山城址は畑地として開放されたという。
赤山城(正確には舘)には多くの家臣が住み、
20数万坪にも及ぶ広大なものであったという。
今は植木畑が広がり、わずかに空堀や土塁が残るのみで
当時の面影は偲ぶべくもない。
伊奈家5代目、半左エ門忠順は、宝永4年の富士山噴火に
郡代として山麓村々の救援復興にあたるが
幕府内の政争、無策により思うように救援が進まず
飢えに苦しむ農民のために、幕府御用米に手をつけてしまう。
(新田次郎作「怒る富士」より)。

訪れた日は猛暑日で、微風だになっかたが
木々の間からは蝉時雨が姦しく湧き上がっていた


(駐車スペース有)



     
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