春日部市・富多神社>埼玉の神社>古社巡拝録

             富多神社(いしがみさま)
 とみたじんじゃじんじゃ  

神紋 左三つ巴
 ご祭神 

 鎮座地 埼玉県春日部市神間663
 参拝日 2016.4.20
<由緒>

明治二十二年、江戸時代の延宝年間(1673-81)に相次いで成立した
上吉妻・下吉妻・神間・小平・榎・椚・立野の七ヶ村が合併して富多村が成立した。
当社は、この富多村の村社として大正四年に新設されたじんじゃである。
冨多村の中心は神間で、その地内に役場も設置されていたことから、
当社の境内地としては、旧神間村の村社であった稲荷神社の境内が選ばれた。
一方、本殿は旧椚村の村社であった石神神社のもの(正徳二年の修復との
記録がある)がそのまま移築された。
石神神社は、富多村にあった諸社の中では最も規模が大きく、
徳治元年(1306)の創建と、最も由緒ある社であり、そのためか
今もなお当社のことを「石神様」と呼ぶ人も少なくない。


「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より



















大杉神社



稲荷 土公神
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昭和3年(1928)建立 狛犬






<参拝メモ>

春日部市北東部、旧庄和町の江戸川右岸に鎮座している。
周囲は田園地帯である。



境内にあった「土公神」について

土公神(どくしん・どこうしん)とは、陰陽道におけるの神の一人。
をつかさどるとされ、仏教における「堅牢地神」(けんろうちしん=地神)と同体とされる。
地域によっては土公様(どこうさま)とも呼ばれ、仏教における普賢菩薩本地とするとされる。

土をつかさどるこの神は、季節によって遊行するとされ、
かまど(古い時代かまどは土間に置かれ、土や石でできていた)、
井戸にいるとされた。
遊行している季節ごとにかまどや門、井戸、庭に関して
土を動かす工事を行うと土公神の怒りをかい、祟りがあるという。

また、土公神はかまどの神(かまど神)ともされ、
かまどにまつり朝晩に灯明を捧げることとされる。
この神は、不浄を嫌い、刃物をかまどに向けてはならないとされる。

wikipediaより



(駐車スペースあり)



     
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