東京都中央区・銀杏八幡神社>古社巡拝録
銀杏八幡神社 いちょうはちまんじんじゃ |
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ご祭神 | ・誉田別尊(ほんだわけのみこと) |
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鎮座地 | 東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-7 |
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参拝日 | 2018.11.18 |
<由緒>
御創建は不詳、大正12年(1923)9月の関東大震災で社殿が焼失する。
御祭神を社殿にお祀りしたのは安永4年(1775)9月27日だが、
当時境内には天空を覆ううっそうとそびえたつ大銀杏があり、
その樹齢は300-400年と見られていたことから、御創立はそれ以前と考えられます。
本宮は、旧福井藩常盤橋松平氏の御屋敷の鎮守として祀られ、
松平家はもとより家臣の崇敬を集め、武運長久・家運繁栄を祈願された。
その霊験、日々あらたかにより各々ご守護あらせられ、
明治維新廃藩置県を迎えた。
その後、いつとはなく松平家の領地に住む蛎殻町民の熱烈なる信仰により、
郷土の氏神様となり、年々敬虔なる真心をもって祭祀を守り終戦となる。
戦後に祀職森田耕造、宗教法人令に基づいて宮委員会の決議をもって
神道大教院所属「銀杏八幡宮」を設立、昭和21年12月15日更に宗教法人法による
東京都知事より認証を得て現在に至った。
八幡宮を祀る神社は中央区で本宮が唯一の存在である。
尚、境内社の銀杏稲荷神社の創立は本宮創立の以前と思われる。
明治になって、文豪谷崎潤一郎は銀杏八幡のお神楽が
月に一度の楽しみだったと「幼少の時代」で書いている。
(神社掲示板より)