<由緒> 社伝によると、天文五年正月に安戸城主の上田左衛門太夫安吉が 菅原道真公を勧請したという。『風土記稿』は寛文九年一〇月の棟札があると記し、 氏子は延宝八年九月の棟札があったと伝えるが、現在はいずれも存在しない。 明治七年に村社となり、大正一三年七月三一日に字南の稲荷社、字向山の 稲荷社を境内に合祀した。現在の境内社の稲荷社がこれであり、 デイゾウボウ稲荷と通称されており、その昔、デイゾウボウという僧が斬られ、 この僧を葬った傍らに稲荷社を建立したことに始まると伝える。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
八坂社 稲荷社(デイゾウボウ稲荷) ------------------------- 昭和19年(1944)建立 炎尾形狛犬 ------------------------- 御神木の大杉 天神様の大杉と呼ばれ、樹齢700年余 |