東秩父村・能気神社>埼玉の神社>古社巡拝

能気神社
のげじんじゃ

ご神門 左三つ巴
 ご祭神
・誉田別命(ほんだわけのみこと)

 
 鎮座地 東秩父村安戸382
 参拝日  2014.4.08

<由緒>

口碑によれば、当社は、創建当時は個人の氏神として祀られていたが、
やがて、○岸・○野・○久保・○野などの旧家が氏子となり、ついには
村(安戸)を挙げて祀る社になるに至ったと伝えている。
『風土記稿』には「能気明神社 在家にあり、所祭詳かならず、村の鎮守なり・・上品寺持」
と記されており、当時既に祭神が不明になっていたことがうかがわれる。
明治になってからは誉田別命を祀るようになったが、これは、地内に
八幡跡という地名があり、古くは八幡様が祀られていたとの伝えによる。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より











榛名神社 大黒天社 三社合殿

三笠山 御嶽山 八海山
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昭和8年(1933)建立 半身構え狛犬
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<参拝メモ>

<白石峠に源を持つ槻川流れと並行する一条の道は、粥仁田峠・定峰峠を経て、
秩父と信州・甲州を結んでいる。鎮座地安戸(やすど)はこの道の要衝にあり、
その地名について『秩父誌』には「山路峻坂ノ入口ニテ、往還の人々
苦難ナルコトュヘ此処ニテ休憩セント」したことに由来している。>という。
「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より
『秩父誌』に記されているような、さして急峻な山々ではないが、
平地の少ないこの地では、神社は山の中腹に祀られていることが多く、
石段を上り下りしての参拝も、最後の方はいささか疲れた。



(駐車スペースあり)





   
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