熊井・黒石神社 くまい くろいしじんじゃ |
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ご祭神 | ・日本武尊(やまとたけるのみこと) |
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鎮座地 | 鳩山町熊井1015 | ||
参拝日 | 2013.12.25 |
<由緒> 『明細帳』は祭神を日本武尊とし、由緒は「尊東夷征伐還御ノ節御休憩アリシト 依テ勧請スト云、創建不詳、思フ二其頃村落未開ナリシモ尊勧請、未開土地モ開キ 居民モ繁殖二至ヤ、因テ尊ヲ鎮守ト崇ムト右旧記ナシト雖モ古来人口二伝テ 存ス」と記している。 また、『風土記稿』には「黒石神社 村の鎮守なり、本地仏は十一面観音を案ず、 妙光寺持」とある。 内陣には長さ六0aと四七aの大小一対の灰色をした岩石が奉安されており、 社名の由来をうかがわせる。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
<参拝メモ> 当地は比企丘陵の南西に当たり、その西側丘陵部の東斜面に 当社が鎮座している。一帯は樹木に覆われ、石段が長く延びる境内は 鎮守の杜の雰囲気を漂わせている。 当社の祭神は嫌うという言い伝えがあり、近村で見られるような獅子舞や お囃子などは古くから行われていないという。 それについては、土地が肥沃ではなく、思うように作物が取れないという 経済的な要因もあったということだ。 最近、社殿が建て替えられたのだろうか、参道が鬱蒼としていた割には 明るい神社だった。 (駐車スペースあり) 2014.1.1up |