行田市・大宮神社>埼玉の神社>古社巡拝録
大宮神社(ひさいずさま) おおみやじんじゃ |
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ご祭神 | ・事代主神(ことしろぬしのかみ) |
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鎮座地 | 埼玉県行田市持田6516 |
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参拝日 | 2015.12.01 |
<由緒>
社伝によると「創建の年月不詳なれども、天正年中社殿兵火により焼失す。
同五年忍城裏鬼門なるにより城主成田下総守社殿を再建し
字大宮前において一石を免ずる」とある。
『風土記稿』に「持田村久伊豆神社下組の鎮守なり、天正十五年の勧請と云」とある。
また『増補忍名所図会』』に「久伊豆大明神大宮口御門の外にあり、
別当亀行山峯雲寺修験なり、当社の鳥居は往古は今の沼尻組屋敷の東はずれにありしとかや、
其頃、神君御入国の節如何しせん、笠木に亀昇り居しを御覧有て吉瑞なるべしと
御感悦ましませしとかや、是より号して亀行山と称す」とある。
当社の位置は戦略的にも城にとって重要な地点といわれ、天正十八年
石田三成が忍城攻略の火蓋を切ったところであり、やがて攻めあぐねた三成により、
歴史上有名な水攻めが行なわれた。
大正五年、字相之道の八幡社、字飯沼の天神社、字下忍通の塞神社を合祀している。
「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より