行田市荒木・愛宕神社>埼玉の神社>古社巡拝録

荒木・愛宕神社
あらき あたごじんじゃ
 
 ご祭神 
軻遇突智恵命(かぐつちのみこと)

 鎮座地 埼玉県行田市荒木3732
 参拝日 2015.8.27

<由緒>

当社は水田の広がる中に一点、島のように浮かぶ杜の中にある。
昔は樹齢二〇〇年ほどの杉の大木が林立し、昼なお暗き所であった。
当地は農地改革により、水も豊かになり、水田耕作も盛んであるが、
かっては干損の地で、雨水を貯える溜池が随所に見られた。
このため村人は水利の悪さから火災の発生を恐れて、
火防の神として愛宕権現を祀ったという。
明治末期、他の社に合祀する話が持ち上がったが、
当社が災厄を除ける神として氏子の信仰を集めていたため、
中止されたという。


「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より















<参拝メモ>

先に参拝した三十番神社の東に鎮座している。
大きな神社ではないが、火防の神として、村人によって大切に
守られてきたことが窺える。
冬には、この辺りは赤城卸が強く吹くところである。


(駐車スペース有)



     
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