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樫合・常世岐姫神社
かしあい    とこよぎひめじんじゃ

 
 ご祭神


 
 鎮座地 深谷市樫合646
 参拝日  2013.6.27

<由緒>

当社の創建は、神伝によると、天文四年(1535)のことである。
一方、草分けの江原晴松家の口碑によれば、先祖江原主計守勝が
元応二年(1320)当地に土着し八王子神を祀ったことに始まるという。
『風土記稿』に、当社は八王子権現社と載り「当村及柏合村の鎮守なり
両村持」とある。
『風土記稿』が、更に「元禄の後、村内の半を裂て御料となしし頃、
当村は元の字を用ひ、日根野が知行の方は、柏の字に
書換しものなるべし」と述べているように、江戸中期分村したものであろう。
この、柏合にも八王子神社があり、「分村の時、樫合の八王子権現の
祭神である八王子のうち、男神の五王子を柏合に移し、樫合は
残った女神の三王子を祀っているという」
これを裏付けるように、当社の氏子は「女の神様で、
ハツオンサンサマ(八王子様)というお産の神である」と言っている。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より










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<参拝メモ>

深谷の市街地を離れ、県道62号線を西へ。
秩父の山々が近くなった。
上越新幹線を潜った先に鎮座している。
付近に、「深谷グリーンパーク」という施設があるらしいが、今日はパス。
農家のビニールハウスなどが立ち並んでいる。
この辺りは切花の栽培も盛んだ。
常世岐姫神社は、行田市にもあり、昨年参拝している。


(駐車スペースあり)





   
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