<由緒> 創建の年代は明らかではないが、『大里郡神社誌』には、まず 日本武尊が東征凱旋のときにこの地を通過し社前に祈念の 植樹をした伝説を載せ、次いで平安中期の平将門の乱に 源経基が竹の幌(大字下手計付近の地)に布陣した際、 当社に戦勝祈願を行い、更に源平合戦には 岡部六彌太忠澄が祈願をし、戦功を奏したと記している。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
遠く外秩父の山並みと諏訪神社 本殿 本殿社号額 ------------------------- 大正5年(1916)建立 胸高狛犬 ------------------------- |
<参拝メモ> 埼玉の生んだ大偉人、近代日本経済の父といわれる 渋沢栄一の生家近くに鎮座している。 幼き日の栄一もこの境内で遊び、獅子舞を踊ったという。 帰郷するたびに、この神社に真っ先に参拝したというから 彼の心の支えでもあったのだろう。 社殿は、後年彼の寄進によって建て替えられたもの。 遥か西に外秩父の山並みを見渡せる、 清々とした神社だった。 (駐車スペースあり) |