宿根・瀧宮神社>埼玉の神社>古社巡拝

宿根・瀧宮神社
しゅくね   たきのみやじんじゃ

 ご祭神
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・伊弉冉命(いざなみのみこと)

 
 鎮座地 深谷市宿根1
 参拝日  2013.6.27

<由緒>

社伝によると、当地は応永二十三年(1416)関東管領上杉憲房の
所領となり、後にその重臣岡谷加賀守香丹の治めるところとなった。
香丹は、延徳三年(1491)に隠居し、長子清英にその跡を譲ったが
その後も身を費やして当地の開拓に尽くした。
明応五年(1496)六月、当地一帯が大干ばつに襲われるや、
香丹は直ちに領民に水利の向上を督励した。
水源地には、現在当社のある辺りを選定し、広さ百余坪、深さ一丈
余りにわたって掘ったところ、水が殊のほか湧き出し、耕地を潤した。
歓喜した領民は、明応七年(1498)妻沼の聖天宮の神を
この遊水地に勧請したという。
ちなみに、聖天宮は古代、利根川右岸に広がっていた女沼(めぬま)に
坐す水神を祀っていたという伝承がある。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より














 
天手長男神社 三峰神社                  菅原神社

稲荷神社            八坂神社


<参拝メモ>
深谷市宿、旧中仙道沿いに鎮座している。
市街地であり、交通量も多いところだが
境内はきれいに清掃され、明るい神社だった。

(駐車スペースあり)





   
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