深谷市・荒川神社>埼玉の神社>古社巡拝録

         荒川神社(てんじんさま)
あらかわじんじゃ
 
 ご祭神  菅原道真公(すがわらみちざねこう)
 鎮座地 埼玉県深谷市荒川965
 参拝日 2015.2.12

<由緒>

地内には、古くから神社が三社あり『風土記稿』に「○春日社 村の鎮守なり、村民持
○天神社寿楽院持 ○稲荷社 村持」とある。
明治初期の「神社調査控」が残され、これによると、大明神(春日社)は、鉢形城主
北条安房守の家臣持田四郎左衛門の創祀であり、元亀三年(1582)に
吉田家に願って正一位の神位を受けた。天神社は、甲斐の武田家に祀られていたが、
天正十年(1582)に天目山で同家が滅亡する時、天神社を預かっていた近臣小宮山内膳は、
弟の又七郎と久太夫に神体である天神像を託した。
又七郎・久太夫の兄弟は当地に落ち延び、この神像を祀った。
祀職の持田家は、この末裔である。
稲荷社は、代官五味勘左衛門の氏神であったが、天生年間に、前記の久太夫が
村人と相談して社殿を造営し、村の神社となった。
文政十年(1827)には、伏見稲荷から分霊を受けた
明治四十年に、時の政策により稲荷社を中心として、上記三社を合わせて、
地名を冠して荒川神社とし、次いで大正四年に、御大典記念事業として
村の中央に当たる現在地に社殿を造営して移転した


天満天神像

(埼玉の神社 埼玉県神社庁より)















山神                    八坂

菅原道真公千七拾五年祭記念碑

庚申塔
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昭和40年(1965)建立 胸高形狛犬




<参拝メモ>

熊谷とちちぶを結ぶ、旧道秩父往還沿い、関越道花園インター近くに鎮座している。
荒川左岸の台地上なので、畑作が盛んな場所である。


(駐車スペース有)



     
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